『たとえ見えていなくても 目を開いたり閉じたりする姿を見ていたい』愛玩動物看護師セクションより - 株式会社どうぶつ眼科専門クリニック

Why note

『たとえ見えていなくても 目を開いたり閉じたりする姿を見ていたい』
愛玩動物看護師セクションより


~経過~
提携病院の柏原どうぶつクリニックを受診
右目:慢性緑内障(視覚喪失) 左目:原発閉塞隅角症疑い
↓ 数日後
当院初診→右目の義眼手術実施
その後、経過は良好
↓ 約1年半後
左目で緑内障を発症→視覚喪失

左目の義眼手術
術後の経過は良好

右目の義眼手術後、常に左目の緑内障発症を気にされていた飼い主様。
発症率なども理解、覚悟されていたようですが、実際左目に緑内障が発症した時にはショックと同時に受け入れるまでに時間がかかっておられました。
姫ちゃんにとって一番負担の少ない選択をしたいと、手術の選択肢についてご家族で何度も話し合われた結果、最終的に義眼手術をすることを決断されました。
たとえ見えていなくても、目を開いたりまぶたを閉じたりする姿を見ていたい、まぶたを動かす機能まで奪うことはしたくない、という思いでの決断でした。

今、姫ちゃんは、目が見えていなくても、痛みからは解放され、声や匂い、一緒にいることでご家族の愛情を変わらず感じてくれていることと思います。
診察に携わらせていただいたことで、姫ちゃんに限らず目の困りごとを抱えた動物達をどのように救ってあげられるのかを改めて考えるきっかけになりました。
方法や手段を示していくことが私たちの役目ですが、方向性を決定するのは飼い主様です。
どのような方向性であっても飼い主様の選択にどれだけ寄り添えるかが、どうぶつの困りごとの解決につながると思います。
目の上に手をかざして「看る」とはよく言いますが、私は触れることでその動物を知ることも大切だと思っています。
動物を看るプロである動物看護師として、今一度動物との向き合い方を振り返り、見える課題への取り組みや、不足している知識を補うこと、学ぶ姿勢を忘れず様々なことに挑戦していきたいと思います。

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